相続人に判断能力のない人がいて、遺産分割協議をすることができない場合にはどのような手続きが必要になるのか?

そもそも、「判断能力」ってなに?

法律的な言い回しで聞き慣れない言葉ですよね。

判断能力とは

判断能力とは「物事について個人的な判断を決定することができる能力」です。

認知症や精神上の障がい等により判断能力を欠く状況にある人が相続人にいて、遺産分割協議ができないときはその人に代わって遺産分割協議を行う人を選ぶ必要があります。

どうして遺産分割協議ができないの?

遺産分割を行うには「相続人の間で相続財産の共有状態を解消して具体的に分割を決定する」ことが必要になります。

この決定をするには「物事について個人的な判断を決定することができる能力」=判断能力が必要です。

判断能力がない人と協議をしてもその協議は無効となってしまいす。

どのような手続きが必要なのか

判断能力のない人の代わりに遺産分割協議を行う人を選ぶ必要があります。

選ぶといっても勝手に選ぶことはできず「家庭裁判所に成年後見開始の申立て」をします。

この申立てによって家庭裁判所が適切な人を選び、その人が代わりに遺産分割協議をすることになります。

成年後見開始の申立てについては行政書士が手続きを行うことができないため、提携先の司法書士の先生をご紹介いたします。