遺言書の中でもよく利用されるのが「自筆証書遺言書」と「公正証書遺言書」です。

自筆証書遺言書はお金のかからないもっともポピュラーな遺言書です。

公正証書遺言書は公証人が作成するお金はかかるが偽造や変造・破棄などの恐れのない安全な遺言書です。

では、公正証書遺言書にはどのような特性があるのか?ご紹介します。

偽造や変造・破棄などできない遺言書

自筆証書遺言書と違って、公正証書遺言書は原本が公証役場に保管されているので遺言書の偽造や変造・破棄などの心配は一切ありません。

じゃあ、遺言者本人は遺言書の内容は確認できないの?

と心配しますが、遺言者本人には正本・謄本が交付されます。

たとえ紛失したとしても検索できる

亡くなられた人から相続人に対して「公正証書遺言書」を残したと伝えられていて、公正証書遺言書を探したが見つからない。

といった場合でも、公証役場に事情を伝えれば「公正証書遺言書の調査」を行ってくれます。

調査を行うにあたって必要となる書類があるので、調査の際には一度公証役場へご連絡下さい。

検認手続きが不要

自筆証書遺言書は開封するには家庭裁判所で検認手続きが必要になりますが公正証書遺言書は検認手続きの必要はありません。

従って、公正証書遺言書があればすぐにでも各所での手続きが可能となります。

公正証書遺言書の保管期間

公正証書遺言書の保管について公証役場では原則20年とされています。

ただし、地域によっては遺言者の年齢が100歳に達するまで、遺言者の年齢が120歳に達するまで保管される公証役場もあります。